昨日の思考技術とゴルフのネタに、何人から反応いただいた。
そういえば、以前、ゴルフのロジカルシンキングを考えてみよう、と書いたこともあったし、2ヶ月続けてそろそろ日記も飽きてきたので、ちょっと連載モノでもやってみようと思う。
 
題して「ゴルフと思考技術」。
ゴルフに興味のない人には、まったくつまらないかもしれませんが、ご容赦ください。
 
 
さてさて。
仕事でも、ゴルフでも、何かを変えようと思い立った場合に必要なのは、何をさておいても「正しい現状認識」である。
 
以下の分類は、これまでの経験を通じて、少ないストロークで上がるための問題点の整理方法を検討して、私なりに考えたものである。ちょっと見慣れたものと違うかもしれないが、ショットごとの目的を考えると、こんな感じになると思う。
 
(1)「前に進めるショット」とは、パー4のティーショット、パー5のティーショット、およびパー5でグリーンに届かないセカンドショット。
(2)「出すショット」は、木の後ろ、ハザードなんかで、普通に打てなくて出すだけのショット。
(3)「グリーン狙うショット」は、30Y以上自分のクラブで届く範囲内からグリーンを狙うショット。パー3のティーショットもここに含む。
(4)「アプローチ」は、カップから30Y以内のショット。
(5)文字通り。
 
 
通常のコースは、規定打数72である。
去年1年間のプロのトーナメントで、72であがった人のストロークを見ると、およそこんな感じである。
 
(1)前に進めるショット:  18 (25%)
(2)出すショット:             1 (1%)
(3)グリーン狙うショット: 18 (25%)
(4)アプローチ:              5 (7%)
(5)パッティング:           30(42%)
 
ここに今、HDCP12を持つ私の友人の過去1年間のスコアカードの平均がある。
 
(1)前に進めるショット:   18(21%)
(2)出すショット:             3(4%)
(3)グリーン狙うショット:  19(23%)
(4)アプローチ:             10(12%)
(5)パッティング:            34(40%)
 
さて問題です。
彼が、今後平均72で回れるようになるためには、手をつけるべきポイントはどこでしょう?
 
考え方は明日。
 
知識工房 山崎