昨日に続いて、朝からメーカーの問題解決会議のファシリテーション
 
昨日討議したテーマを、ドキュメント化し、プレゼンテーション&ディスカッション。
一部のテーマでかなり紛糾したものの、お互い皆さん言いたいことを言って、すっきりした様子。
 
さて、終了後の参加者からのフィードバックを読ませていただく。
おおむね好評だったものの、2点気になる意見があった。
 
一つ目は、今回2日間の会議で、ある種槍玉に挙げられていた方からのフィードバック。
「あまり役立たなかった」とのご意見。
 
紛糾した議論の中で、多くの参加者から攻撃されていた。
ファシリテーターとしては、ちゃんと反論の機会を作り、公平な議論ができるように努めたものの、不十分だった様だ。
多くの方に相当ストレスがたまっていたことと、時間が十分になかったこともあるが、こうした方にも満足していただいて終了するには、自分ももう一皮向ける必要性を感じた。
 
2つめは、「ファシリテーターが前に出すぎ」との意見。
こう書かれた方は、12名中1名だったが、言われればそうだと思う。
 
論点と、発言の整理を行いながらも、極力自分としての価値判断は控えているつもりだが、生い立ちがコンサルタントなので、つい自分の意見も言ってしまうことがある。
 
求められている場合は受け入れられるが、そうでない場合は、参加者にとっては単なる雑音だ。
 
萎縮して何も言わないよりは、積極的に介入したほうがよいとは思うが、さじ加減が難しい。
 
このあたりも、もっと実戦経験をつみたいところである。
 
知識工房 山崎