近所のラーメン屋に入ったら、目をひくタイトルの雑誌があった。
SAPIOの2005.9.7号である。
パラ読みして面白かったので、食べ終わった後となりのコンビニによって雑誌を買う。
(余談だが、本や雑誌はきちんとオカネを払って読むものだと私は思っている)

SAPIOの例の戦争に対する立場は明確であり、僕はその立場にほぼ賛成だ。
詳しく書きたいんだけど、検索エンジン経由での一部の変な人からの異常かつ執拗な書き込みが怖いので、ご容赦ください。m(_ _)m

1点言いたいことがあるのは、先祖に対して、きちんと感謝しなきゃな、ということ。

僕の母方の祖父は、傷痍軍人で、左腕がなかった。
満州あたりで被弾したらしいのだが、麻酔なしで、のこぎりでギコギコ切られたらしい・・・。

そんな祖父も、戦争が終わって帰国。日本通運で職を得、5人の子宝に恵まれた。
その長女が、僕の母。

僕が今いるのは、母のおかげ。
母がいるのは、祖父のおかげ。
祖父がいるのは、手当てしてくれた人たちと、代わりに亡くなった戦友のおかげ。

その祖父も、3年前に他界した。
それ以来、例の神社で行われる夏祭りには、毎年参拝することにした。
最初の年は、祖父の名前で献灯もしてみた。

当時を知る人は、もう既に70歳を越えてしまい、これからますます減っていく。
例の夏祭りには、浴衣来た女の子たちがたくさん遊びに来てるけど、意味合いを知ってる子達はどれくらいいるんでしょうね。

おととしの夏祭りだったか。コメディアン・俳優の伊東四朗さんの検討が妙に印象に残っている。

「先輩、この国がどんどんおかしくなっています」