週刊ダイヤモンド2019/5/11号『大人のための最先端科学』コーナーからの引用。
だとすると、レッスンプロのパフォーマンスは下がってしまうのでは?
特にインドアスタジオだと、レッスン生の体の動きから球の挙動を予測することが多いはず。
(研究者は)ダーツのエキスパートに素人がダーツをしている映像を見せ、標的のどこに命中するかを予測してもらった。予測のたびに正解を伝えると、エキスパートはやがて素人のパフォーマンスを正確に予測できるようになる。驚くべきことは、そのようになった時、エキスパート本人のダーツの命中率が落ちてしまうのだ。
ところが同じような映像を見せながら、予測があっていたかどうかの正解を伝えないという実験を行うと、エキスパートは素人のパフォーマンスを予測することができるようにならず、自身のダーツの成績は高いレベルが保たれていた。
つまり、最初の実験ではエキスパート自身の命中率が下がってしまったのは、素人の下手な動作を見たこと自体が原因ではないのだ。そのことが原因であるならば、二番目の実験でも地震のダーツの成績は下がるはずだからだ。この実験結果は、他社の動作の結果を予測する仕組みと、自分の動作の結果を予測し、動作を正しく実現する仕組みが脳の中で共有されていることを示唆している。
だとすると、レッスンプロのパフォーマンスは下がってしまうのでは?
特にインドアスタジオだと、レッスン生の体の動きから球の挙動を予測することが多いはず。
