帰宅したら長男(高2)が2018年の大学入試センター試験の国語の問題を解いていた。

ふと思い出したのは昔読んだ『国語入試問題必勝法』という本。
受験対策の本ではなく、短編集である。
その中のタイトルと同じ話に、国語の問題は選択肢を見るだけで解けるというパロディがある。

長男から現代文の問題のコピーをもらって、設問だけを読んで解いてみた。
次に、問題文を読んでから、設問を見たが、同じ答えになった。
答え合わせをしてみたら、全部正解だった。

社会人として揉まれたあと約30年ぶりに入試試験問題を解いてみて、現代文の客観テストは、設問を読めば解答がわかるようにしか、作りようがないのではないか、と思った。