ココロ屋読書感想文私には3人の息子がいます。
小学3年生の次男が、担任の先生に指導してもらった夏休みの読書感想文を持って家に帰ってきました。
客観的に見れるわけがないのですが、素直でいい感想文だなと思いました。(親バカです)
ちょっとハッとさせられました。ここに記録としてタイプします。
手書きにできるだけ忠実に写しました。(一部改行加え、固有名詞を外しています)

もしよかったら、読んでやってくださいまし。



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 ココロ屋を読んで

 ぼくは、「ココロ屋」を読みました。この本をえらんだ理由は、ココロ屋というタイトルを見て、ココロがお金で売っているのかなと思ったからです。
 この本は、主人公のひろき君と仲よしのゆうや君がけんかをするところから始まります。先生におこられイライラしている時に、学校のいつもより長くなっているろうかで、ひろき君はココロ屋と出会います。ココロ屋では自分のココロといろんなココロが交かんできます。ひろき君は、「やさしいココロ」と、「すなおなココロ」と、「あたたかいココロ」と自分のココロを交かんしました。
 さいしょのうちは、どのココロもうまくいきました。しかし、だんだんうまくいかなくなります。
たとえば、やさしいココロの時は、やさしすぎて自分の言いたいことが言えなくなります。
すなおなココロの時は、すなおすぎて思ったことをはっきり言葉に出してしまい、相手をきずつけてしまいます。
 さいごに、ひろき君は、でこぼこだけれど「やさしいココロ」、「ゆうかんなココロ」、「すな
おなココロ」、「強いココロ」、「あたたかいココロ」などのココロが合わさってできた自分の
ココロのよさに気づきます。
 ぼくがきょう感した場面は、ひろき君と友だちのゆうや君がけんかをする所です。ひろき君をぼく、ゆうや君をぼくの親友の○○君にたとえると、ぼくたちもよくけんかをするからです。
けんかをした後、ぼくは「二度と遊びたくない」という「トゲトゲしたココロ」になります。しばらくすると、ぼくからあやまろうかな、でもむこうもわるいしな、という「モヤモヤしたココロ」になります。そうやってなやんでいるときに、だいたい○○君から先に、
「ごめんね」とあやまってくれます。そして、ぼくも、
「ごめんね」
 と、あやまって仲なおりします。そういう時、○○君は、「すなおなココロ」を持っていてすごい
なと思います。ぼくと○○君は、「ケンカするほど仲がいい」親友です。
 この本を読んで、ケンカのたびにいやな気持ちになるけれど、ココロはせい長するのかな
と思いました。
 ぼくのココロは、「トゲトゲしたココロ」や「モヤモヤしたココロ」や「やさしいココロ」など色々なココロがあります。これからは、たくさんの人と出会い、たくさんのけいけんをして、ぎっしりつまったココロにしていきたいです。

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なかなか小3でここまで書けないはずです。
間違いなく、担任の先生の丁寧かつ的確な指導のおかげです。
先生、ありがとうございます。